現代自動車が「2024年2学期未来モビリティスクール」を募集し、未来モビリティ産業の人材育成に積極的に取り組む。5月29日(水)から6月21日(金)まで募集する「未来モビリティスクール」は、中学校の自由学期制に特化した進路教育プログラムと小学校の創造的な体験活動で、青少年が未来モビリティに対する視野を広げ、進路を探求するのに役立つ授業で構成される。
2016年、民間企業として初めて教育部と業務協約を締結して開発した未来モビリティスクールは、2024年1学期まで国内2,355校の小・中学校および海外の学校約95,600人の学生を対象に運営されており、モビリティ産業の発展過程、自動運転・ロボティクスなど革新的なモビリティ技術が拓く未来を体験できる学生主導の活動型プログラムとして、教育界から着実に好評を博している。
未来モビリティスクールは、クリーンモビリティと持続可能性をテーマに次世代モビリティソリューション及びデバイス技術を紹介し、モビリティアップサイクリング・自動運転体験キット(Kit)などの教育補助材料を提供し、成長世代が没入感を持って授業に参加できるように支援する。
また、科学・環境など既存の教科との連携を通じて学生の授業の達成度を高めるため、参加学校所属の教師が直接授業を行い、モビリティ分野に対する教師の能力向上のためにオンライン研修、指導参考書なども提供する。
農村地域・特性化学校の参加機会を高めるため、選考時に別途審査を行い、未来のモビリティ産業をリードする青少年に均等な教育機会を提供する計画だ。
授業は中学生対象の正規および短期プログラムと小学校4-6年生対象の小学校プログラムで構成されている。中等部正規プログラムは▲「クリーンモビリティで楽しむスマートシティライフ」をテーマに、中等部短期プログラムは▲「人間中心の未来スマートシティ」、小学校プログラムは▲「未来モビリティが作る持続可能な日常」をテーマに行われる。
現代自動車は、国内で教育プログラムを運営しながら培った信頼とノウハウを基に、2023年からユネスコ(UNESCO)アジア太平洋国際理解教育院(APCEIU)と協力し、インドネシア・マレーシア・タイなどASEAN諸国との教育交流の活性化にも乗り出した。 各国に派遣される国内教師に未来モビリティプログラムを支援し、エコモビリティ・スマートシティなどのテーマ別教育コンテンツを提供する。今後、アジア圏域諸国との教育交流を持続的に拡大していく方針だ。
2024年未来モビリティスクールへの参加を希望する学校は、5月29日(水)から6月21日(金)まで申請することができ、詳細はNaverで「未来モビリティスクール」を検索すると確認できる。
現代自動車の関係者は、「未来モビリティスクールの授業は、成長世代に次世代モビリティ産業に対する理解をもとに進路を探求する機会になるだろう」とし、「今後も未来世代と一緒にする教育プログラムを多様化し、モビリティ産業に対する持続的な関心を誘導し、彼らと一緒により良い未来を作っていくための原動力を得ていきたい」と強調した。
記事ロードテスト編集部(dhseo1208@gmail.com)
写真 現代自動車