GM韓国研究開発法人のブライアン・マクマレー(Brian McMurray)社長が去る8日、延世大学新村キャンパスで開催された「2024韓国デザイン学会春季国際学術大会」に基調講演者として参加し、未来デザインに対するビジョンを共有した。
韓国デザイン学会は1978年10月設立以来、現在7,200人余りの会員が活動している歴史と伝統を持つ国内学術団体である。 特に、韓国デザイン学会は、国内デザインの地位と価値を高めるための一環として、デザイン国際学術大会をはじめ、大学生デザイン学術発表大会、国際招待展など様々なイベントを開催している。
2024韓国デザイン学会春季国際学術大会に出席したブライアン・マクマレーGM韓国研究開発法人社長は、「イノベーションを起こすデザイン・トランスフォーメーション(design transformation to inspire innovations)」というテーマで基調講演を行った。ブライアン・マクマレー社長は演説を通じて「デザイン・トランスフォーメーションは革新を呼び起こし、さらに人類全体を発展させる触媒の役割を果たす」とし、「未来世代のために、より包括的で持続可能な慈悲深い世界を作ることができるデザイン・トランスフォーメーションが必要だ」と強調した。
実際、GMは持続可能な未来のために2040年までにカーボンニュートラルを目指しており、これにより自動車素材も100%持続可能な素材に置き換える計画を表明した。すでにGMは一部の最新モデルに環境にやさしい素材を適用しており、今後発売されるモデルにこれを徐々に拡大し、持続可能なデザインに対する意志を示す計画だ。
特に、ブライアン・マクマレー社長は、最近発売されたキャデラック・リリック(LYRIQ)に言及し、GMの未来デザイン哲学を具現化する要素について説明した。キャデラック初の純粋な電気SUVであるLYRIQは、「自然のリズム(The Rhythms of Nature)」にインスパイアされたデザインをベースに、ヘリテージと次世代テクノロジーなどの要素を調和的に適用し、キャデラック独自の新しいデザイン言語を確立した記念碑的なモデルである。
一方、GMは国内で学術大会を含め、様々な産学協力を通じて未来の人材を育成するための様々な方策を模索している。GMは去る4月、グローバル大学と産学協力業務協約を締結し、地域社会の学生を対象にしたSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育プログラムの提供とモビリティ新技術セミナーの開催、メンタリングセッション、未来産業をリードするための教育プログラムの発掘など、多様な教育活動の支援を約束した。
記事ロードテスト編集部(dhseo1208@gmail.com)
写真GM