起亜が新しい本格的なピックアップの開発映像を公開し、完成度への期待を高めた。
起亜自動車は16日、ブランド初の本格的なピックアップ、ザ・起亜タスマンの開発過程を収めた映像シリーズ「One More Round」のティーザーを公開した。ワンモアラウンドは、「毎日より高い基準を超えるために挑戦する」というタスマンの冒険精神を示す映像で、タスマンの開発裏話を映像に盛り込んだ。
タスマンが行ってきた試験の種類は ▲ロック(Rock)/サンド(Sand)モードなどオフロードに特化した性能試験 ▲耐久性試験 ▲R&H(Ride & Handling)試験 ▲トレーリング安定性試験 ▲ドーハ試験など、なんと1,777種にのぼり、ワンモアラウンド映像撮影時点(2024年5月)までの累計試験回数は1万8千回に達する。
起亜自動車は、ワンモアラウンドを▲オフロード試験編▲ドーハ試験編▲トラック試験編▲耐久性向上及び地域別最適化のためのオーストラリア実道路試験編▲開発研究員インタビュー編などで構成し、今月22日(月)から10月まで順次公開する予定だ。起亜自動車は、下半期中、世界初のタスマンを大衆の前に完全に公開するワールドプレミアイベントを実施し、2025年上半期中、国内を皮切りにオーストラリア、アフリカ、中東市場に順次発売・販売する予定だ。
現代・起亜自動車R&D本部のヤン・ヒウォン社長は「タスマンは起亜自動車が非常に長い間準備してきた車」とし、「初というタイトルにふさわしく、研究所のすべての部門で最善を尽くして準備した分、満足できる性能を発揮するだろう」と述べた。
今回公開されたThe Kia Tasman One More Round Seriesのティーザー映像は、KiaワールドワイドおよびKiaTVのYouTubeチャンネルとブランドホームページで確認することができる。
記事ロードテスト編集部 (kyuyongk98@gmail.com)
写真 飢餓