韓国トヨタ自動車が全国13の大学及び高校と人材育成のための産学協力教育プログラムT-TEP(TOYOTA Technical Experience Program)業務協約(MOU)を締結し、教育用車両17台を寄贈した。
T-TEPは、自動車産業分野の人材育成のための韓国トヨタ自動車の社会貢献活動として、2020年から協約を継続している。韓国トヨタ自動車のT-TEPプログラムは ▲トヨタ・レクサス電動化関連技術教育 ▲ブランド哲学と顧客満足サービスの紹介 ▲優秀学生の日本トヨタ自動車研修 ▲該当学校の教材提供などで構成され、各地域のディーラーと連携してディーラー現場インターンシップの機会提供及び就職相談も一緒に行う。
今回のT-TEP協約式は、京畿道龍仁市宜興区保定洞に位置するトヨタトレーニングアカデミーで、中原俊之韓国トヨタ自動車副社長をはじめ、13の大学および高校関係者が出席した中で行われた。大林大学 ▲東医科大学 ▲釜山科学技術大学 ▲西永大学(坡州キャンパス及び光州キャンパス) ▲西城大学 ▲亜州自動車大学校 ▲嶺南理工大学 ▲韓国ポリテク大学(南大邱キャンパス及び釜山キャンパス) ▲京畿自動車科学高校 ▲同日工業高校 ▲釜山自動車高校 ▲松山高校 ▲麗水工業高校など、全国8大学及び5つの高校とプログラム運営のための業務協約を締結した。
業務締結とともに、自動車産業人材育成のために教育用車両を伝達する寄贈式も一緒に行った。今回の寄贈式では、レクサスES 300hとUX 300e、トヨタRAV4 PHEVとプリウスなど計17台を該当T-TEP大学及び高校に寄贈した。
また、協約式の後、4日にソウル市城東区聖水洞から龍仁市機興区保定洞に移転したトヨタトレーニングアカデミーを見学する時間もあった。トヨタトレーニングアカデミーは、トヨタ・レクサス全ディーラーと韓国トヨタ自動車の役職員のための多様な教育はもちろん、サービス、セールスなど各部門に特化した理論と実習教育を行う場所だ。
中原俊之韓国トヨタ自動車副社長は、「今回の業務協約と車両寄贈により、T-TEPの学生が自動車産業の優秀な人材として成長するのに役立つことを期待している」とし、「韓国トヨタ自動車は、ブランド教育や電動化技術教育など、持続的なプログラムが継続的に行われるように努力する」と述べた。
一方、韓国トヨタ自動車は自動車分野の人材を育成する「T-TEP」以外にも様々な人材育成の社会貢献活動に力を入れている。世宗文化会館と一緒に低所得層の児童・青少年の文化教育を後援する「世宗夢나무オーケストラ」、韓国の新進工芸作家を発掘する「レクサスクリエイティブマスターズ」など、愛される企業市民になるために積極的な社会貢献活動を展開している。
記事ロードテスト編集部(dhseo1208@gmail.com)
写真 韓国トヨタ自動車